ニュース 政治 作成日:2019年5月20日_記事番号:T00083611
聯合報の2020年総統選挙の支持率調査で、国民党の韓国瑜高雄市長の支持が後退し、柯文哲台北市長(無所属)の支持が上昇したことが分かった。20日付同紙が伝えた。
最終的な出馬候補の組み合わせによって差はあるが、韓氏の支持率は3週間前の調査に比べ5ポイント低下。柯氏の支持率は3~7ポイント上昇した。
同紙は「国民党から韓氏と郭台銘(テリー・ゴウ)氏(鴻海精密工業董事長)のいずれが出馬しても、支持率は柯氏と拮抗(きっこう)し、既に優位ではなくなった」とした上で、民進党の蔡英文氏、頼清徳氏の両氏に対しては、韓氏、郭氏とも優位に立っているとした。
同紙はまた、柯氏が出馬せず、総統選が国民党と民進党による一騎打ちとなった場合、現時点では国民党が優勢だが、優位が目立つわけではないとした。
想定される主な組み合わせによる支持率は、三つどもえの場合、それぞれ▽柯氏32%、韓氏31%、蔡氏22%▽柯氏31%、郭氏29%、蔡氏21%▽柯氏33%、韓氏31%、頼氏23%▽柯氏31%、郭氏28%、頼氏23%──だった。
一騎打ちの場合は、それぞれ▽韓氏44%、蔡氏38%▽郭氏46%、蔡氏33%▽韓氏40%、頼氏39%▽郭氏43%、頼氏36%──だった。
一方、国民党予備選の情勢では、韓氏の支持率が26%で最も高く、郭氏が23%で猛追している。郭氏の支持率は前回調査の19%から上昇し、同紙は「誤差の範囲内」と伝えた。
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