ニュース 運輸 作成日:2019年5月21日_記事番号:T00083630
台湾高速鉄路(高鉄)は、海外の技術に頼らない自力による整備作業の割合を全体の8割以上に高めたことを明らかにした。昨年は台湾製の資材調達に努め、コストを3億台湾元(約10億5,000万円)以上削減することに成功した。21日付中国時報が伝えた。
高鉄は今年、新世代の運転シミュレーターの開発、旅客情報システム(PIS)の改善などを目標に掲げている。高鉄は運転シミュレーターのソフトウエア設計を完了した。これにより、メンテナンスで海外の技術に依存する必要がなくなるため、コストを3割削減することができるという。高鉄と国家中山科学研究院(中科院)は、集電舟など列車整備部品の国産化でも協力する。新世代のPISは2021年までに運用を開始する。
高鉄は昨年、中国鋼鉄(CSC)に委託し、従来6種類あった作業車両を多機能整備車、延線車の2種類に集約した。共通規格の採用で維持・在庫コストを圧縮した。
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