ニュース 金融 作成日:2019年5月21日_記事番号:T00083631
中央銀行(中銀)が20日発表した第1四半期の国際収支統計によると、金融収支は146億5,000万米ドルの赤字だった。赤字は35四半期期連続で過去最長を更新した。累計赤字は台湾の総税収の5.5年分に相当する4,289億9,000万米ドルに拡大した。21日付工商時報が報じた。
中銀関係者によると、第1四半期の金融収支赤字は、台湾居住者の対外証券投資が157億米ドル増加したことが主因で、外国人による台湾株式への投資29億3,000万米ドル増を差し引いた証券投資の純流出は127億7,000万米ドルに上った。
台湾人の海外直接投資は23億2,000万米ドル、外国人の台湾直接投資は8億4,000万米ドルだった。
第1四半期の経常収支は170億9,000万米ドルの黒字だったが、黒字額は前期比50億9,000万米ドル減少し、過去2年半で最低となった。同期は物品貿易の黒字が124億3,000万米ドルと前期比41億米ドル減少したことが主因だ。
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