ニュース 公益 作成日:2019年5月21日_記事番号:T00083632
台湾国際造船(台船、CSBC)がベルギーのDEMEグループ傘下の海上工事大手、GeoSeaと合弁で設立した台船環海風電工程(CDWE)は20日、デンマークのコペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)と、優先的に工事を請け負うことで契約を交わした。CDWEは、CIPが彰化県沖の彰芳と西島で進める洋上(オフショア)風力発電所開発計画で、発電機の輸送と設置工事を独占的に手掛けることになる。21日付自由時報が報じた。
契約書を取り交わした曽CDWE董事長(右)とCIPのホルスト台湾地区計画執行長(左)。ホルスト執行長は、サプライチェーン現地化を着実に進めると語った(20日=中央社)
CDWEの曽国正董事長は同契約について、洋上風力発電所開発の海上工事に関わる大型契約を台湾域内企業が獲得した初めてのケースで、重要な一里塚となると強調した。また、CIPは台湾政府が求める開発計画のサプライチェーン現地化に積極的に取り組んでおり、今回の契約によって発電機の輸送と設置に関する現地化の実現が3年前倒しされたと説明した。
なお曽董事長によると、正式な受注契約は1~2カ月後になる見通しで、受注額については、契約上明らかにできないという。
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