ニュース その他分野 作成日:2019年5月21日_記事番号:T00083633
経済部統計処が20日発表した4月の輸出受注総額は376億6,000万米ドルで前月比2.4%減、前年同月比3.7%減と、6カ月連続の前年割れだった。ただ、減少幅は従来予測の6.7~9.2%を下回った。統計処の林麗貞処長は、欧州のスマートフォンやパソコン販売が回復し、欧州向け、および情報通信技術(ICT)製品の受注が4月として過去最高だったと指摘した。21日付工商時報などが報じた。
ICT製品の4月輸出受注額は105億3,000万米ドルで、前年同月比3.3%増だった。
その他の主要製品はいずれも前年割れだった。半導体など電子製品は97億2,000万米ドルで4.6%減。液晶パネルなど光学器材は17億6,000万米ドルで8.9%減だった。
機械は17億7,000万米ドルで前年同月比21.9%減と、主要製品で減少幅が最も大きかった。米中貿易戦争の影響で、中国での機械設備の需要が減退しているためだ。また前年同月はパネル設備の大口受注があった。
中国・米国向け、前年割れ
主要国・地域別では、欧州が前年同月比5.5%増の76億7,000万米ドルと、同月として過去最高を記録した。ICT製品が9.1%増、電子製品が15.6%増だった。
一方、中国(香港含む)は95億1,000万米ドル(9.9%減)、米国は102億5,000米ドル(6%減)と前年割れだった。
日本は22億米ドル(前年同月比4.4%増)、東南アジア諸国連合(ASEAN)は34億6,000万米ドル(11.4%減)だった。
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