ニュース 政治 作成日:2019年5月21日_記事番号:T00083639
来年の総統選挙に向けて国民党の予備選挙への参加を表明している鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、月刊誌『遠見雑誌』のインタビューで、総統に当選すれば、米国と自由貿易協定(FTA)を締結すると表明した。21日付経済日報が報じた。
郭氏は「米台間のFTA締結を必ず実現し、サプライチェーンを再編する。米国は世界最大の商品輸入国であり、FTAを締結できれば米台間の貿易に有利になる」と述べた。
経済日報は、米台間のFTA締結には▽米台間の貿易投資枠組み協定(TIFA)の締結交渉再開▽成長促進剤ラクトパミン(通称・痩肉精)を含む米国産豚肉、特定牛肉の輸入解禁▽中国からの圧力──という三つの難題を解決する必要があると指摘した。
郭氏は今月12日にも、総統に当選すれば、台湾のFTAカバー率(貿易額全体に占めるFTA発効対象国・地域との貿易の割合)を3~4倍に引き上げると表明していた。
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