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サーコムの仮想化小型基地局、世界初の4G・5G両対応


ニュース 電子 作成日:2019年5月22日_記事番号:T00083652

サーコムの仮想化小型基地局、世界初の4G・5G両対応

 ネットワーク機器メーカーの中磊電子(サーコム)は21日、通信ネットワーク技術を提供する米アルティオスター・ネットワークスなどと共同で、第4世代移動通信(4G)と第5世代移動通信(5G)の双方に対応する世界初の仮想化ネットワーク用スモールセル(小型基地局)を開発したと発表した。サーコムは、現在、楽天の移動通信キャリア子会社、楽天モバイルが東京近郊でテストを行っており、第4四半期には市場に投入したいと説明した。22日付工商時報が報じた。

 今回開発した製品は、サーコムがハードウエア設計を手掛けており、サイズを27.5×20センチメートルに抑えた。また、アルティオスターの仮想化無線アクセスネットワーク(vRAN)技術を採用、クアルコムが開発したフェムトステーションモデム(FSM)「FSM9016」を搭載しており、低遅延で安定した高速モバイル通信を実現する。資本的支出(CAPEX)と運用費(OPEX)は最低限に抑えることが可能とうたう。