ニュース 医薬 作成日:2019年5月22日_記事番号:T00083657
大手デベロッパー、台湾土地開発(台開、TLDC)の子会社、台創は21日、抗がん剤メーカーの長春藤生命科学(IVYライフ・サイエンス)と共同で5億台湾元(約17億5,000万円)を投資し、金門島に細胞実験室を設置する内容の覚書(MOU)を取り交わした。早ければ2021年にも完成を見込む。22日付経済日報が伝えた。
細胞実験室は医療機関と協力し、がん患者に対する細胞治療の提供を目指す。台湾では昨年9月に「特定医療技術検査検験医療儀器施行・使用管理弁法修正条文(特管弁法)」が施行され、がん患者に細胞治療という選択肢が加わった。
衛生福利部(衛福部)は今月3日、特管弁法に基づき、サイトカイン誘導キラー(CIK)細胞による治療を三軍総医院に認可し、同時に長春藤が細胞生成業者としての認可を受けている。
台開は「将来的に医療機関に細胞治療を提供するため、今後関係当局への申請を行う」と説明した。肝臓がん、肺がん、腹膜がん、白血病のステージ4の患者に対するキラー細胞治療を主軸にしていく方針だ。
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