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インフレ悪化、5月の輸出受注微減


ニュース その他分野 作成日:2008年6月25日_記事番号:T00008366

インフレ悪化、5月の輸出受注微減

 
 経済部が24日発表した5月の輸出受注額は、世界的なインフレの影響を受け、前月より2億6,000万米ドル(0.83%)減少の315億1,000万米ドルにとどまった。前年同月比では14.46%増。今年は貿易の伸びは楽観視できない状況だ。25日付経済日報が報じた。

 黄吉実経済部統計長によると、米国経済の低迷を受けて米国からの受注額は70億7,000万米ドルと、前年同月比の成長率がわずか3.88%にとどまった。輸出受注額全体に占める割合も22.43%で、中国・香港の27.27%から水をあけられた。中国・香港からの輸出受注は85億9,000万米ドルで、特に5月は電子機器の受注額が3億3,000万米ドル増加したが、四川大地震の復興需要によるものかどうかさらなる観察が必要だ。

 5月の輸出受注額の各項目では、電子製品が59億5,000万米ドル(前月比17.91%増)と最も大きな伸びを示した。

 なお、6月は輸出受注額は5月より減少し、落ち込みは3カ月連続となる見通し。