ニュース 電子 作成日:2019年5月23日_記事番号:T00083678
受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)とその子会社が昨年行った企業買収でインサイダー取引があったとして、台北地方検察署が22日、関係者に出頭を求める一方、関係先を一斉に捜索したもようだ。23日付自由時報が伝えた。
問題となったのは、▽ヤゲオ本体による電子保護部品メーカーの君耀控股(ブライトキング・ホールディングス)の買収▽ヤゲオの子会社、奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)による美磊科技(マグレイヤーズ・サイエンティフィック・テクニクス)の買収──。
検察の事情聴取を受けた美磊科技の蔡茂禎元董事長やヤゲオの元財務担当社員は、2件の買収が公になる前に2社の株式を取得していたとされる。
ただ、ヤゲオと奇力新は、検察による捜索は受けておらず、従業員も聴取を受けていないとしている。ヤゲオは「必要があれば検察当局の捜査に協力する。速やかに会社の潔白が証明されることを望む」とコメントした。
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