ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年5月23日_記事番号:T00083681
中国鋼鉄(CSC)は来年1月から製品価格を毎月発表することを検討している。現在の四半期ごとの発表では、米中貿易戦争など、市場の急激な変化に柔軟に対応できていないためだ。23日付工商時報が報じた。
CSCの翁朝棟董事長は、日本、韓国、中国などアジアの鉄鋼大手各社は製品価格を毎月発表しているが、CSCは四半期ごとに発表し、発表時期も他のメーカーより早いため、相場に変動があった場合にすぐに対応できず、多くの受注のチャンスを逃してきたと説明した。また、鉄鋼市場は米中貿易戦争の影響で価格変動が激しくなっているため、製品価格の発表方式を見直し、川下メーカーも市場の変化に柔軟に対応できるようにすると表明した。
CSCの製品価格の発表方式は、1971年の設立当初から2009年第1四半期までは四半期ごと、09年第2四半期から15年第4四半期までは1カ月分と2カ月分の交互発表、16年第1四半期から再び四半期ごとに変更していたが、最近は川下メーカーから不満の声が上がっていた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722