ニュース その他製造 作成日:2019年5月23日_記事番号:T00083682
製靴大手、宝成国際集団(PCG)と鈺斉国際(ファルジェント・サン)は22日、米中貿易戦争で製靴は対中制裁関税25%の対象に含まれていないが、顧客から生産地の分散を求められているとして、中国以外での生産を拡大する方針を示した。23日付経済日報が報じた。
PCGの2018年生産量は3億2,600万足で前年比0.6%増だった。中国での生産比率は14%へと3ポイント下落した。一方、ベトナムは46%と1ポイント上昇、インドネシアは37%と3ポイント上昇した。バングラデシュ、カンボジア、ミャンマーはそれぞれ3%を占めた。今年第1四半期には、中国での生産比率が13%に下落した。ベトナムは43%に下落し、インドネシアは41%に上昇した。
豊泰企業は昨年末時点の生産能力が、▽ベトナム、52%▽インド、24%▽インドネシア、14%▽中国、10%──だった。今年はベトナム、インド、インドネシアで工場を拡張する計画だ。同社は先日、ベトナム・ビントゥアン省で新たな用地48.55ヘクタールを借り受け、年内にも工場に着工すると発表した。投資額は1,740万米ドル。
ファルジェントは、昨年の生産能力が▽ベトナムとカンボジア、計60%▽中国、40%──だった。今年は、中国以外を68%に引き上げ、中国は32%まで引き下げる予定だ。
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