ニュース 政治 作成日:2019年5月23日_記事番号:T00083692
2020年総統選挙に向け国民党予備選挙に出馬する鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は22日、経済日報グループのインタビューに応じ、総統に当選した場合には、台湾と米国、中国、日本との協力を強化していく意向を示した。
特に対中関係については、「中国大陸は世界の二大市場の一つであり、なぜ中国に対抗しなければならないのか。未来の世界は『一つの世界、二つのシステム』で、米中の産業経済が主体となる」と述べ、「台湾がうまく立ち回って、利益を得ようとすることの何がいけないのか」と反問した。
郭氏はまた、「両岸(中台)の平和が最も重要で、それは尊厳ある平和でなければならない」とし、「一中各表(一つの中国、それぞれの解釈)がなければ、1992年の共通認識(92共識)はなく、北京当局は中華民国が存在している事実を重視すべきだ」と述べた。
郭氏はまた、台湾の省エネルギーや大気汚染物質の排出削減には少なくとも30%の改善余地があるとの認識を示した。その上で、産業政策に沿ったエネルギー政策を立案すべきで、台湾は天然ガスの調達をもっと増やすべきと提言した。
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