ニュース 電子 作成日:2019年5月24日_記事番号:T00083700
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が5ナノメートル製造プロセスを採用する南部科学工業園区(南科)Fab18工場の建設現場で23日午後、建設作業員2人が酸素欠乏症(酸欠)とみられる状態に陥り、1人が死亡した。同工場では3月にも作業員が4階から落下して死亡する事故が発生していた。今後2週間、工事を停止して調査を受ける。24日付蘋果日報が報じた。
事故があったTSMC南科新工場の建設現場。現在、詳しい調査が進められている(23日=中央社)
台南市政府消防局によると、23日午後2時24分に通報を受け、現場に駆け付けたところ、地下室に設置された高さ約10メートルのタンクの上で作業員2人が倒れていた。院外心停止(OHCA)の状態だった。市内の病院に運ばれ、1人(43)は救命措置を受けて一命を取り留めたが、もう1人(28)は同日午後5時39分に死亡が宣告された。
当時、密閉の準備が行われ、タンクの中は空だったが、窒素を送り込むパイプが接続されていた。作業員1人が意識を失い、救助に向かった別の作業員も倒れたとみられる。
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