ニュース 電子 作成日:2019年5月24日_記事番号:T00083702
米国政府による中国のスマートフォン、通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する事実上の禁輸措置を受け、台湾のガリウムヒ素(GaAs)ファウンドリーや光通信部品用メーカーへの打撃が懸念されている。24日付経済日報などが報じた。
米国のルメンタム・ホールディングス、コルボなど高周波(RF)デバイスメーカーは、ファーウェイへの出荷停止を発表した。スカイワークスソリューションズはまだ態度を表明していない。ルメンタムなどを顧客とする台湾のGaAsファウンドリー、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)、環宇通訊半導体控股(GCSホールディングス)、宏捷科技(アドバンスト・ワイヤレス・セミコンダクター、AWSC)への打撃が予想されている。ウィン・セミコンダクターズは、ファーウェイに直接出荷しておらず、第2四半期業績見通しに変更はないと表明した。
外電の報道によると、ファーウェイは昨年、米国から部品110億米ドル分を調達した。電子製品は部品が1個でも欠けると完成せず、サプライチェーン全体が打撃を受ける。多くの電子メーカー大手のトップが今年の景気見通しを悲観している。
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