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柯文哲市長が訪日、安倍首相側近と面会


ニュース 政治 作成日:2019年5月24日_記事番号:T00083718

柯文哲市長が訪日、安倍首相側近と面会

 柯文哲台北市長は23日、4日間の日程で日本訪問を開始した。東京で衆議院第2議員会館を訪問し、安倍晋三首相の側近議員である河井克行外交特別補佐、日華議員懇談会の古屋圭司会長と相次いで面会した。24日付蘋果日報などが報じた。

/date/2019/05/24/17ko_2.jpg河井特別補佐(左)はかつて台北市政府を訪問したことがあり、柯市長(右)は再度の訪問を要請した(23日=中央社)

 柯市長の今回の訪日は、来年の総統選挙への出馬準備の一環とみられており、2人の議員からは出馬意向について質問があった。柯市長は8月に決定したいと回答した。

 柯市長は東京訪問後、北陸新幹線で富山を訪れ、謝長廷駐日代表と共に日台観光サミットの晩餐(ばんさん)会に出席した。24日は安倍首相の弟である岸信夫衆議院議員や小池百合子東京都知事と面会し、25日から原発事故被災地である福島と宮城を視察する。

 なお、柯市長の訪日に当たっては、日本台湾交流協会台北事務所の沼田幹夫代表が台北松山空港に見送りに訪れており、側近の人物は「日本側が柯市長を重視している表れ」との見方を示した。