ニュース 電子 作成日:2019年5月27日_記事番号:T00083723
27日付経済日報によると、米半導体大手、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、今年市場に投入する中央演算処理装置(CPU)「Ryzen(ライゼン)」とグラフィックスプロセッサー(GPU)「Navi」の新製品を、いずれもファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスを採用して生産し、同社の業績に大きく貢献すると観測されている。
TSMCは観測に対し「特定の顧客や受注動向に関しては論評しない」とコメントしたが、「7ナノプロセスおよび極端紫外線(EUV)リソグラフィー技術を採用した7ナノ強化版(7ナノプラス)プロセスには強い自信を持っている」と強調。両プロセス製品の通年の売上高構成比は25%を超えるとの見通しを示した。
AMDは従来、米グローバルファウンドリーズ(GF)を製品の主な生産委託先としてきたが、GFが昨年、7ナノ立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスの開発を無期限に延期すると発表したことを受けて、同プロセス製品の生産委託先をTSMCに切り替えたとみられる。
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