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台北市の新規ホテル、国際ブランドに軍配【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年5月27日_記事番号:T00083738

台北市の新規ホテル、国際ブランドに軍配【表】

 台北市では昨年末以降、観光ホテルの新規オープンが相次いで、ホテル軒数が過去最高を更新、世界的ホテルグループや地場グループの間で競争が激化しているが、27日付工商時報が報じた今年1~4月の統計によると、平均客室稼働率と平均宿泊料金の目標達成状況では「国際ブランド」に軍配が上がった。

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 工商時報の調査によると、昨年下半期以降に台北市内でオープンした各ホテルの平均客室稼働率と平均宿泊料金は、国際ブランドでは▽台北中山逸林酒店(ダブルツリー・バイ・ヒルトン台北中山、中山区)、稼働率80%、宿泊料金5,800台湾元(約2万円)▽台北士林万麗酒店(ルネッサンス台北士林ホテル、士林区)、75%、約6,000元▽台北国泰万怡酒店(コートヤード・バイ・マリオット・台北ダウンタウン、中山区)、60%、5,000元▽金普頓大安酒店(キンプトン大安ホテル、大安区)、52%、約7,000元──、地場グループでは▽美侖商旅(パークビュー・ホテル台北、中山区)、60%、4,500元▽凱旋酒店(ジャスト・パレス・ホテル、内湖区)、55%、2,850元▽南港老爺行旅(ザ・プレイス南港、南港区)、40%、約4,000元──となった。

 ヒルトン系列の逸林酒店、マリオット・インターナショナル系列の万麗酒店と国泰万怡酒店、インターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)系列の金普頓大安酒店は、いずれも当初に設定した稼働率および宿泊料金の目標を達成した。一方、地場グループでは、比較的規模が小さく市中心部に位置する美侖商旅が目標を達成したものの、凱旋酒店と老爺行旅は未達となった。