ニュース 運輸 作成日:2019年5月27日_記事番号:T00083741
米国が早ければ6月にも中国への制裁関税第4弾として3,250億米ドル相当の製品に対し最高25%の関税を課す見通しの中、台湾から米国までの航空貨物輸送が増えている。業界関係者によると、中華航空(チャイナエアライン)と長栄航空(エバー航空)は21日、台湾発米国向け航空貨物料金を1キログラム当たり140~150米ドルへと12~18%引き上げた。26日付経済日報が報じた。
業界関係者は、制裁関税第4弾の対象の多くが▽携帯電話▽ノートパソコン▽タブレット端末▽靴▽衣類▽玩具▽書籍──などの最終製品で、中でも携帯電話とノートPCは付加価値が高く、体積が小さいので、制裁関税を回避するため航空輸送に切り替えるメリットが大きいと分析した。
ある航空会社の幹部は、電子業界で年初来、中国の一部生産ラインの台湾移転が進んでいることを受け、台湾発米国向け航空貨物輸送の需要が安定しており、値上げは需要を反映したものと説明した。
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