ニュース 政治 作成日:2019年5月27日_記事番号:T00083744
総統選出馬を目指す鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は24日、台湾区電機電子工業同業公会(電電公会、TEEMA)の会員総会で演説し、台湾の経済発展に向けた「国家チーム」の結成に向けたビジョンとして、東西南北の4方向で新たな方向性を見いだしていくことを提唱した。25日付経済日報が伝えた。
郭董事長(前)は24日、「米中貿易戦争の電子業界にとってのチャンスと挑戦」のテーマで講演した(24日=中央社)
郭氏は4方向への取り組みについて、東を「進」、西を「和」、北を「接」、南を「拓」という漢字1文字で表現した。その上で、「東に進むことが最重要だ。米国は依然として世界最大の市場だ」と述べ、米国との自由貿易協定(FTA)締結に積極的に取り組むとした。
また、西(中国)では中国市場で産業のモデル転換に台湾企業が参画すべきだとし、南では東南アジア、インド、西アジア(中東)とのFTAを通じ、台湾が欧州市場に進出する上での「後背工場」として生かしていくと述べた。
北(日本)については、台湾が仲介役となり、日本が技術で中国市場を開拓することを助けたいとした。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722