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台湾米国事務委員会、対米窓口機関の名称変更


ニュース 政治 作成日:2019年5月27日_記事番号:T00083746

台湾米国事務委員会、対米窓口機関の名称変更

 外交部は25日、対米実務を担う窓口機関「北美事務協調委員会(北米事務協調委員会)」の名称を「台湾美国事務委員会(台湾米国事務委員会)」に変更すると発表した。26日付聯合報が伝えた。

/date/2019/05/27/17tcusa_2.jpg蔡英文総統は25日、名称変更の実現は台米関係の安定だけでなく、国際社会の台湾に対する支持が今後も拡大していくことを示していると述べた(25日=中央社)

 名称に「台湾」と「米国」の両方の文字が加わったことは、米台関係の深化を示すものと言える。総統府は、米国の台湾関係法制定40周年という節目で、台米双方の努力の下、今回の名称変更が実現したことは意義が大きいとの認識を示した。

 外交部はまた、国家安全会議の李大維秘書長が13~21日に訪米し、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と会談したと明らかにした。台湾の安全保障政策のトップが、安全保障問題担当の大統領補佐官と会談したのは1979年の米台断交以降で例がなく、中国の反発が予想される。