ニュース 運輸 作成日:2019年5月28日_記事番号:T00083764
中堅航空会社、遠東航空(ファーイースタン航空)は、6月より国際線の通常運航を再開すると発表した。今月18日より突然、国際線の一部を運休したことについて張綱維董事長は、交通部民用航空局(民航局)より台湾域内線の機体不足への対応を優先するよう求められたためと弁明した。28日付工商時報が報じた。
同社は4月末、澎湖~台中線でATR社製の旅客機がぬれていた滑走路から外れるトラブルがあり、民航局よりATRによる検査が命じられた。検査期間中、民航局より澎湖~台中線の運航を継続するよう求められたが、国際線で使用しているMD82/83型旅客機は機齢が高く、月間1,350時間の飛行時間制限が設けられていたため、国際線を一部欠航するしかなかったという。
ATR旅客機の検査は約1カ月かかり、26日に飛行再開が認められた。27日には、ATRの新型機1機が台湾に到着。これにより、機体不足の問題が解消された。6月はもともと台北(桃園)~パラワン(フィリピン)、ボラカイ線のチャーター便はなく、桃園~ダナン(ベトナム)線などが再開する運びとなる。
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