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5月の消費者信頼感指数、過去22カ月で最低【図】


ニュース その他分野 作成日:2019年5月28日_記事番号:T00083767

5月の消費者信頼感指数、過去22カ月で最低【図】

 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心、RCTED)が27日発表した5月の消費者信頼感指数(CCI)は79.48ポイントで、前月比5.85ポイント下落し、過去22カ月で最低だった。米中貿易戦争の再燃による投資家心理への影響で、「今後半年間の株式投資機会」が60.6ポイントと、過去最大の35.8ポイントもの下落を記録したためだ。28日付中国時報などが報じた。

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 CCIを構成するその他5項目のうち、▽今後半年間の就業機会、101ポイント(前月比0.6ポイント下落)▽今後半年間の耐久消費財購入機会、91.7ポイント(0.4ポイント下落)▽今後半年間の家庭経済、89.8ポイント(0.2ポイント下落)──が前月比で下落した。今後半年間の台湾景気は85.3ポイントで横ばいだった。今後半年間の物価水準は48.6ポイントで、0.4ポイント上昇した。

 台経中心の呉大任執行長は、「今後半年間の株式投資機会」以外の5項目は、変動が小さく楽観できると述べた。一方、今後も台湾元の大幅安、外資の台湾株売りが続けば、投資家心理がさらに悪化すると懸念を示した。