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コンピューテックス開幕、4.2万人以上来場へ


ニュース 電子 作成日:2019年5月29日_記事番号:T00083774

コンピューテックス開幕、4.2万人以上来場へ

 アジア最大級の情報技術(IT)見本市、台北国際電脳展(コンピューテックス台北)が28日、開幕した。主催の中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)の黄志芳董事長は、米中貿易戦争が再燃した中、台湾ハイテク産業の重要性が浮き彫りになると指摘した。▽人工知能(AI)▽モノのインターネット(IoT)▽第5世代移動通信(5G)──などがテーマで、世界168カ国・地域からバイヤーが延べ4万2,000人以上訪れる見通しだ。29日付工商時報などが報じた。

/date/2019/05/29/01cai_2.jpg蔡総統は、ICT産業は台湾経済の重要な成長エンジンと強調した(28日=中央社)

 コンピューテックスは、TAITRAと台北市電脳商業同業公会(TCA)が主催、会期は6月1日まで。会場は台北南港展覧館1、2館などで、出展企業は約30カ国・地域の1,685社で前年比5.1%増、出展ブースは5,508小間で9.8%増。

 蔡英文総統は開幕のあいさつで、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資は過去最高で、情報通信技術(ICT)産業の潜在成長力は大きいと指摘。政府は、アジア・シリコンバレー計画やデジタル国家・イノベーション経済発展プラン(DIGI+)などの推進で、発展を支援すると表明した。