ニュース 電子 作成日:2019年5月29日_記事番号:T00083776
台北市電脳商業同業公会(TCA)理事長を務める和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は28日、米中貿易戦争の今回の変化は想定外で、長期化した場合、▽スマートフォン・パソコン受託メーカーの受注▽部品の研究開発(R&D)・製造・販売▽知的財産権──など、業界地図が書き換えられるとの予測を示した。29日付経済日報が報じた。
童董事長(右2)は28日開幕した台北国際電脳展(コンピューテックス台北)に出席し、米中貿易戦争にかかわらず、出展企業は増えていると指摘した(28日=中央社)
米国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)への締め出し措置について童董事長は、ファーウェイは中国以外のスマホ市場で10%を占めているが、アップル、サムスン電子、台湾ブランドなどにシェアを奪われると指摘した。
ファーウェイのサプライチェーンについては、台湾メーカーは受注に変動が生じても、ハイテク産業で重要な役割を果たしている上、これまでの経験があるので、うまく対応できると述べた。
童董事長はまた、ファーウェイが今後新規格や標準を策定したとしても、台湾メーカーは対応すべきと呼び掛けた。
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