ニュース 電子 作成日:2019年5月29日_記事番号:T00083777
大和証券のレポートによると、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が、米中貿易戦争の影響を受けて、同社スマートフォンのサプライヤーに対する発注を削減したもようだ。ディスプレイ関連のパネルやリジッドフレキシブル基板(RFPCB)の第3四半期発注量は20~25%削減し、今後さらに削減を行う可能性があるという。29日付経済日報が報じた。
ファーウェイのスマホ売上高は、中国以外が50%を占める。
大和証券はファーウェイの海外でのスマホ出荷台数が下半期から50%、75%、100%減少するという3パターンで試算を行った。いずれの場合も鴻海精密工業傘下の富智康集団(FIHモバイル)が最も影響を受け、100%減少する場合、ほぼ生産停止に追い込まれると予想した。次に影響が大きいのはカメラレンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)との見方を提示した。
一方、筐体(きょうたい)の可成科技(キャッチャー・テクノロジー)、鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)、タッチパネルの業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)、宸鴻科技集団(TPKホールディング)への影響は小さいと予想した。
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