ニュース 機械 作成日:2019年5月29日_記事番号:T00083783
エレベーター大手、崇友実業(GFC)の游本立総経理は28日、中国でエレベーターの販売価格が下落していることを理由に今年から同国での販売を停止すると表明した。29日付工商時報が報じた。
游総経理によると、GFCの売上高において上海子会社の占める比率は2013年の約11%から18年は1.77%まで低下。昨年の中国事業売上高は4,000万~5,000万台湾元(約1億3,800万~1億7,300万円)でほぼ損益均衡状態だった。今後、上海子会社は中国で調達した部品を台湾へ輸出する貿易業に転換する。
GFCは従来、速度が毎分120メートル以下のロー~ミドルエンド市場をターゲットとして自社ブランド製品を販売してきたが、3年ほど前より高級オフィスビル向けに「ジェネシス(堅尼西斯)」ブランドで毎分150~240メートルの高速エレベーターを販売している。
今後は台湾域内市場での製品販売、更新、メンテナンス業務に注力することになる。下半期には新たに開発した毎分360メートルの超高速エレベーターが量産に入る見通しで、今年は売上高、利益とも前年同水準が見込まれる。
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