ニュース 運輸 作成日:2019年5月29日_記事番号:T00083788
台北市政府が市内の公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」の設備の全面更新に乗り出す。自転車側に新たに貸し出し設備を搭載することで、これまでステーション設置が困難だったスペースが限られた場所への設置増を目指す。ステーション数は現在の市内400カ所から2,000カ所に拡大する。29日付聯合報などが報じた。
更新計画案では、貸し出しステーションへの返却方式は維持する。自転車側の貸し出し設備は太陽光発電で機能し、新たにQRコード読み取りでの貸し出しにも対応。ステーションは150~300メートル間隔での設置を目指す一方、車両数は市内1万3,000台を維持する。また、新型のユーバイク車両はフレームを白色とし、既存車と区別する。
運営業者の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)は来年6月までに具体的な計画案を提出する予定だが、半年間を見込む新旧システムの混在期には車両返却で混乱が生じることが懸念される。隣接する新北市との越境利用が不便になる可能性もある。
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