ニュース 電子 作成日:2019年5月30日_記事番号:T00083804
外電で、電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)がインドネシアでアップルのスマートフォンiPhone、タブレット端末iPadを生産し、iPhone用のチップを組み立てると報じられたことに対し、ペガトロンの童子賢董事長は「コミュニケーション上の誤解」と否定した。インドネシアのバタム島の工場は量産を開始したところで、今後1年はネットワーク機器以外の生産は行わないと説明した。30日付工商時報が報じた。
外電の報道によると、ペガトロンは意向書に署名しており、インドネシアの政府関係者が、同社はバタム島の工場でiPhone用チップを「組み立てる」と発言した。これまでの報道では、ペガトロンはバタム島の工場でiPhone、iPad、ノートパソコンのMacBookの生産準備を開始する他、インドネシアの東ジャワ州で提携パートナーと工場を建設する準備をすると報じられていた。
童董事長は、傘下のIC基板メーカー、景碩科技(キンサス・インターコネクト・テクノロジー)やフレキシブルプリント基板(FPC)メーカー、復揚科技がバタム島に投資する可能性があるが、まだインドネシア当局と交渉段階だと説明した。
新工場建設について童董事長は、東ジャワ州、ベトナム、インドでの新工場や、チェコ、メキシコでの工場拡張など10カ所以上で検討しているが、決定はしていないと語った。
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