ニュース 政治 作成日:2019年5月30日_記事番号:T00083819
与党・民進党の中央常務委員会は29日、来年の総統選挙に向けた党内予備選の方式とスケジュールを取り決めた。立候補している現職の蔡英文総統と頼清徳前行政院長によるテレビ討論会を実施した上で、6月10日から14日にかけて蔡氏、頼氏に加えて韓国瑜高雄市長(国民党)、柯文哲台北市長(無所属)の4人を対象に電話による支持率アンケート調査を行い、その結果を受けて19日の中常委で正式決定する。アンケート調査は固定電話と携帯電話の比率を半々で行う。30日付聯合報などが報じた。
民進党本部前には頼氏の支持者らが集まり、公平な予備選挙の実施を訴えた(29日=中央社)
ただ、この決定は既存の予備選規定を中常委の「共通認識」で変更するという形で行われたため頼氏は反発。「改変を強いられたのは予備選規定ではなく民主であり、民進党結党以来でかつてなかった悪例を残した」と強く批判した。
一方、蔡氏陣営の広報役を務める阮昭雄・台北市議は、「中常委が予備選を前に進めてくれたことに感謝する。実際の政治環境と民意に即した方式により、最強の候補者の選出を期待したい」とコメントした。
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