ニュース 機械 作成日:2019年5月31日_記事番号:T00083827
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)は30日、独自の4D(4次元)感知力、深度センサーカメラ、人工知能(AI)を利用した人工視覚を搭載した商用サービスロボット「Aria」を発表した。鴻海精密工業が製造しているソフトバンクのヒト型ロボット「Pepper(ペッパー)」に対抗する。31日付経済日報が報じた。
童子賢董事長(左)と黄技術長(右)。Ariaは、ヒトの動きをまねできる(30日=中央社)
Ariaは▽イチゴをつぶさずにつまみ上げる▽ドリンクを手に持って届ける▽人間とトランプで遊ぶ──などのパフォーマンスを披露した。
黄中于技術長は、Ariaはモーター30個とセンサー14個を搭載し、3D(3次元)空間を認識できると説明した。この他、独自開発のAI機能、ハードウエアとソフトウエアの統合など、ロボット研究開発(R&D)の成果を盛り込んだと指摘した。
ARグラスはわずか136グラムで世界最軽量とうたう(30日=中央社)
同社が同日開催した技術革新に関する発表会では、Ariaの他、▽AI技術を応用した超軽量型ワイヤレス拡張現実(AR)グラス▽タッチパネルディスプレイ2枚を搭載し、マグネット吸着式キーボードが付属するノートパソコン──など新コンセプト製品6種を発表した。
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