ニュース 機械 作成日:2019年5月31日_記事番号:T00083828
エレベーター最大手、永大機電工業の経営権奪回を目指す日立製作所はこのほど、日立が株式公開買い付け(TOB)を実施していた4月18日に、独立董事(社外取締役)の陳世洋氏が臨時株主総会を招集し、役員を全面改選した決議の取り消しを求める訴えを台北地方法院に起こした。永大によると、7月3日に弁論が行われる予定だ。31日付工商時報が伝えた。
日立はTOBで永大の株式28%を取得し、持ち株比率を39.67%に引き上げ、筆頭株主に浮上している。日立は臨時株主総会での役員改選を無効とする判決を勝ち取ることができれば、改めて臨時株主総会を招集し、役員の再改選を行う可能性がある。ただ、訴訟には時間を要する上、日立側の勝算は低いとの見方もある。
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