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第4原発、TPCとGEの和解成立


ニュース 公益 作成日:2019年5月31日_記事番号:T00083839

第4原発、TPCとGEの和解成立

 台湾電力(台電、TPC)第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設凍結により、原子炉を設計した米ゼネラル・エレクトリック(GE)と契約履行を巡る対立が生じていた問題で、TPCは30日、2件目の仲裁案件でGEとの和解が成立したと発表した。31日付聯合報が伝えた。

 これにより、TPCがGEに支払う賠償金は当初の要求額6,600万米ドルから66%減額された2,250万米ドルと決まった。

 1件目の仲裁案件は今年3月初め、TPCがGEに1億5,800万米ドルを支払うことで決着している。TPCは1件目の仲裁結果を踏まえ、裁判で勝訴できる可能性は小さいと判断し、和解を模索してきた。これにより、GEとの係争案件は全て和解に達したことになる。