ニュース 運輸 作成日:2019年6月3日_記事番号:T00083860
柯文哲台北市長は31日、台北市と新北市汐止区を結ぶ台北都市交通システム(MRT、捷運)民生汐止線(全長17.4キロメートル)の建設計画について、「他のMRT路線との接続点がないため、盲腸のように役に立たない」と述べ、台北市ではMRT環状線の整備を最優先すると表明した。1日付中国時報などが報じた。
柯市長は、板南線を汐止まで延伸する方が効果が高いとの見方も示した(1日=中央社)
台北市政府捷運工程局の張沢雄局長も、民生汐止線は将来開通予定の環状線東環段や、既存の中和新蘆線に接続しなければメリットがないと説明した。
一方、侯友宜新北市長は、「盲腸には盲腸の役割がある」と強調した上で、汐止区と台北市をどのように結ぶにしても、新北市にとっては文湖線に接続する重要路線であることに変わりはなく、必ず完成させると表明した。
侯市長はさらに、台北市政府は民生汐止線の建設計画が交通部の審査を受けており、近く認可されると予想。台北市側の計画に遅れが出ても新北市側の開発は先に進めると表明した。
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