ニュース 電子 作成日:2019年6月4日_記事番号:T00083873
プリント基板(PCB)の業界団体、台湾電路板協会(TPCA)によると、第1四半期の台湾系メーカーによる台湾と中国での生産額は1,362億台湾元(約4,680億円)と、前年同期比3.4%減少した。米国のスマートフォンブランド(アップル)の販売台数減少などの影響を受けた。4日付工商時報が報じた。
スマホ販売の減退を受け、フレキシブルプリント基板(FPC)は大幅減だった。リジッドフレキシブル基板は前年を上回った。車載向けでは、自動車販売減退と競合の増加が影響した。
第1四半期の台湾系メーカーによる中国での生産比率は62.5%だった。
TPCAは第2四半期の生産額について、アップルの調達が始まるため1,526億元と小幅成長を予測した。半導体産業が振るわない中、需要を依然慎重視している。
一方、層間絶縁材料のABFフィルムは供給不足で、基板メーカーも生産拡大に努めている。ただ、スマホ向けの需要減退を補うには至らない見通しだ。
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