ニュース 電子 作成日:2019年6月4日_記事番号:T00083874
宏達国際電子(HTC)の王雪紅(シェール・ワン)董事長兼執行長は、今月21日の株主総会に提出する営業報告書で、企業向けにバーチャルリアリティー(VR)ソリューションを提供する方針を明らかにした。4日付聯合報が報じた。
王董事長は、同社は従来、VR事業でハードウエアの販売を手掛けてきたが、今後は製造業▽設計▽小売り▽自動車▽航空宇宙▽教育▽健康▽介護▽ロケーションベースエンターテインメント(LBE)──関連の企業に高付加価値のVRソリューションを提供していくと表明した。
HTCの4月連結売上高は5億9,000万台湾元(約20億3,000万円)と上場以来の最低を記録した。本業は赤字が続いており、VRソリューション事業で業績改善につなげたい考えだ。
王董事長はこの他、同社の第5世代移動通信(5G)対応モバイルルーター「HTC 5G Hub」について、既に通信キャリアの▽スプリント(米)▽テルストラ(オーストラリア)▽スリー(英)▽ドイツテレコム(独)▽サンライズ(スイス)▽エリサ(フィンランド)──などに採用されていると明らかにした。
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