ニュース その他製造 作成日:2019年6月4日_記事番号:T00083879
製靴最大手、宝成国際集団(PCG)の蔡佩君執行長は3日、中国での生産について、これまでは輸出が中心だったが、今後は中国向けに注力すると表明した。米中貿易戦争への対応策だ。4日付工商時報が報じた。
蔡執行長(左)。米中貿易戦争はいつまで続くか分からず、急激な生産移転は行わないと話した(3日=中央社)
PCGの2018年生産量は3億2,600万足で世界首位だった。今年第1四半期の中国での生産比率は13%、ベトナムは43%、インドネシアは41%だった。
蔡執行長は、米国向けに中国で生産する高単価の靴は制裁関税が課されるため、ベトナム、インドネシア工場に生産を移管すると説明した。
トランプ米大統領が今月10日よりメキシコからの全輸入品に5%の追加関税を課すと発表したことについて蔡執行長は、メキシコ工場の生産比率は低く、米国向け製品の大半は東南アジアの工場で生産していると説明。今後、メキシコ工場を大幅に拡張する計画はないと表明した。
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