ニュース 建設 作成日:2019年6月4日_記事番号:T00083882
6直轄市の市政府地政局が3日発表した建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記件数)は前月比14.9%増、前年同月比7.8%増の2万1,991件で、過去5年の5月で最高となった。4日付工商時報が報じた。
信義房屋仲介の曽敬徳・不動産企画研究室専案経理は、4月、5月と2カ月連続で過去5年の同月で最高となったのは、3月、4月の購買意欲を反映したものと指摘した。
6直轄市の建物売買移転件数は、▽台北市、2,743件(前年同月比4.3%増)▽新北市、5,598件(3.3%増)▽桃園市、3,667件(8.8%増)▽台中市、4,141件(13%増)▽台南市、2,216件(1.2%増)▽高雄市、3,626件(15.7%増)──。台北市は過去2年10カ月で最高、台中市は過去3年5カ月で最高だった。
6直轄市の1~5月累計の建物売買移転件数は9万1,095件で前年同期比7.6%増だった。うち高雄市は1万6,637件で21.7%増と、6直轄市で最も伸びが大きかった。韓国瑜市長の市政への期待から不動産取引が活性化している。
台湾房屋研究智庫の張旭嵐広報担当は、南部の住宅市場は近年まれにみる活況だが、来年1月の総統選挙が今後の購買意欲に影響すると予測した。
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