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wpdの雲林沖洋上風力発電、20年に試運転開始へ


ニュース 公益 作成日:2019年6月4日_記事番号:T00083886

wpdの雲林沖洋上風力発電、20年に試運転開始へ

 風力発電設備の世界最大手、シーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)はこのほど、ドイツの風力発電大手、wpdが雲林県沖で進める洋上(オフショア)風力発電計画向けに8メガワット(MW)発電機80基を受注、2020年に設置が完了し、試運転を開始するとの見通しを示した。4日付工商時報が報じた。

 シーメンスガメサがwpdの雲林県沖の洋上風力発電所に供給する製品は「SG8.0-167DD」で、アジア太平洋地域における同製品の受注獲得は今回が初めてだ。

 なおシーメンスガメサは昨年、家電・機械大手の東元電機(TECO)、風力発電用部品大手の永冠能源科技集団(YGG)、電線・ケーブル大手の華新麗華(ウォルシン・リーワ)、大亜電線電纜、信邦電子といった台湾メーカーと洋上風力発電に関する提携覚書(MOU)を締結しており、これらメーカーもシーメンスガメサの受注獲得で恩恵を受ける見通しだ。

 この他、金豊機器工業が韓国のCSウインドと共同で台中港に建設中の工場よりシーメンスガメサに洋上風力発電用タワーが供給される予定だ。