ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南電、Q3のライン稼働率80%に


ニュース 電子 作成日:2008年6月25日_記事番号:T00008389

南電、Q3のライン稼働率80%に

 
 IC基板の南亜電路板(NYPCB)は24日、第3四半期のライン稼働率が現在の70%台から80%以上に上昇するとの予測を明らかにした。7月の受注量は前月比10%増となる見通しだ。25日付電子時報が伝えた。

 同社は主要顧客である米インテルが積極的に45ナノメートル製造プロセスのプロセッサーを展開しているため、現在全体の20%を占める45ナノ製品の割合が、下半期は50%を超える見通しだ。

 また、張家ホウ(ホウはかねへんに方)総経理は来年の予測として、フリップチップ基板の需要が増加し、品不足となるとの見方を明らかにした。工場拡充の予定はなく、製造プロセスの見直しにより、生産能力を150万~200万個分増加させ、年末に3,200万個を達成することを目指している。

 下半期はハイシーズンを迎え、各メーカーが低価格ノート型パソコンや無線通信機器などの大量出荷を予定しているため、南電の売上高も増加するとみられる。