ニュース 電子 作成日:2019年6月5日_記事番号:T00083906
光学レンズ大手、玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)は今年から、中国の台湾系自動車部品大手、敏実集団(MINTH、ミンスグループ)と共同でハイエンドの先進運転支援システム(ADAS)向けレンズ市場を開拓しており、第3四半期に欧米の自動車メーカーに出荷を開始する予定だ。5日付工商時報が報じた。
ジニアスは、ADAS向けと拡張現実(AR)、仮想現実(VR)向けを強化してきた。同社のデニス・マック・マムフォード副総経理は、自動車1台当たりのレンズ搭載数は8個に達し、今後は16個に倍増すると予想。AR、VR端末も1台当たり8個のレンズを搭載しており、需要見通しを好感していると述べた。
ジニアスは、アップルのスマートフォン「iPhone」に前面カメラレンズなどを供給している。市場観測によると、アップルが今年下半期に発売するiPhoneの上位モデルはトリプルカメラレンズ搭載、低価格モデルもデュアルレンズカメラ以上となるもようで、ジニアスは背面カメラレンズも受注し、広角レンズは独占受注する可能性がある。
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