ニュース 社会 作成日:2019年6月5日_記事番号:T00083917
交通部は3日、3月に成立した改正道路交通管理処罰条例を踏まえ、酒気帯び運転の罰金上限を9万台湾元から12万元(約41万4,000円)に引き上げることや、同乗者への連座制適用などを盛り込んだ処罰基準を明らかにした。7月から適用する。5日付蘋果日報が伝えた。
罰金額は呼気アルコール濃度測定値や車種によって異なるが、小型車の場合、呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15~0.24ミリグラムだった場合、罰金額を従来の1万9,500元から3万元に引き上げる。また、5年以内に再度酒気帯び運転で摘発された場合の罰金はバイクで9万元、自動車で12万元となる。3回目以上の違反ではさらに9万元の加重罰を適用する。
一方、同濃度が0.25ミリグラムを超えていた場合には満18歳以上の乗客にも連座制で罰金が適用される。罰金額は満18歳以上満20歳未満が600元、満20歳以上の場合は夜間が1,500元、日中が2,200元となる。満70歳以上や自動車運輸業者の乗客などは処罰しない。
酒気帯び運転以外にも、運転者が救急車や消防車に進路を譲らなかった場合、これまでの3,600元の罰金に加え、死者が出た場合には罰金9万元と免許取り消しの処分を科す。
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