ニュース 電子 作成日:2019年6月6日_記事番号:T00083933
米中貿易戦争が激しさを増す中、受動部品最大手、国巨(ヤゲオ)の陳泰銘董事長は5日、今後は市場の需要減退に対し、在庫水準を引き下げることで対応すると説明した。ヤゲオの在庫回転日数は第2四半期末時点で150日前後が見込まれるが、これを4カ月まで引き下げたい考えだ。6日付蘋果日報が報じた。
なお同社の生産ラインは現在、稼働率30~40%で推移しているが、末端市場の需要が回復するまで今後も低稼働率を維持する方針だ。
昨年、米中貿易戦争の勃発以前は「光にあふれている」と楽観的な市場見通しを語っていた陳董事長だったが、最近では状況がますます悪化しており、景気の先行きに対して慎重な見方に変わったと述べた。
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