ニュース 石油・化学 作成日:2019年6月6日_記事番号:T00083938
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は、▽雲林県麦寮郷▽嘉義県新港郷▽中国・浙江省寧波市──の工場で複合材料の生産能力を拡充する計画だ。投資額は約16億台湾元(約55億円)。早ければ来年から売上高に貢献する見通しだ。6日付経済日報が報じた。
麦寮では2億元を投じ、既存の複合材料ラインの月産能力を現在の3,500トンから5,000トンに引き上げる。新港と寧波ではそれぞれ7億元を投じ、月産能力3,000トンの工場を設置する。3カ所の複合材料の年産能力は計13万2,000トンに達する。
台化の洪福源副董事長は、複合材料は自動車や携帯電話で多く使用されており、今後用途が拡大すると指摘。米中貿易戦争には製品の差別化、高付加価値化で対応していくと表明した。
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