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墾丁風景区、宿泊施設売却相次ぐ


ニュース 建設 作成日:2019年6月6日_記事番号:T00083941

墾丁風景区、宿泊施設売却相次ぐ

 屏東県の観光地、墾丁風景区では観光客の減少が宿泊施設の経営を圧迫しており、蘋果日報が不動産仲介サイトを検索したところ、少なくとも20件の宿泊施設が売りに出されていることが分かった。敷地面積は合計約2万4,000坪で総額23億台湾元(約79億円)に上る。6日付同紙が伝えた。

 売却物件には「墾丁日月光大飯店(墾丁フーヤイホテル)」や、最近競売にかけられた「墾丁泊逸渡仮酒店」などが含まれている。墾丁日月光大飯店は売却希望価格を3億8,800万元としている。

 専門家は観光客の減少で宿泊施設が客を奪い合う状況となり、民宿業者の経営が立ち行かず、売却を決めるケースが多いと分析している。

 墾丁国家公園管理処によると、昨年訪れた観光客は延べ356万7,000人で、2008年以降で最低を記録した。