ニュース 政治 作成日:2019年6月6日_記事番号:T00083947
台湾と正式な外交関係を持つ南太平洋の島国、ソロモン諸島のマネレ外相はこのほど、同国が台湾から中国に国交を乗り換えることを検討しており、100日以内に結論を下すと発言した。現地紙ソロモン・タイムズ電子版などが5日伝えた。
マネレ外相は「これは主権に基づく決定だ。ソロモン諸島政府はこの問題に関する包括的な検討を進めている」と述べた。
台湾外交部は「ソロモン諸島の閣僚を含む国会議員の多くが台湾との関係を支持している。ソガバレ首相夫妻が台湾海軍の遠洋訓練部隊が艦船上で開いたパーティーに出席したことがその証明だ」とコメントした。
米国やオーストラリアは最近、太平洋諸国への支援を強化し、太平洋諸国が中国寄りの態度を取ることをけん制している。オーストラリアのモリソン首相は3日、ソロモン諸島を訪問してソガバレ首相と会談し、インフラ整備に10年間で2億5,000万オーストラリアドル(約189億円)の資金協力を行うことで合意したばかりだ。こうした状況下でソロモン諸島政府がどのような判断を下すのか注目される。
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