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関東化学、雲林第2工場が完成


ニュース 電子 作成日:2019年6月10日_記事番号:T00083952

関東化学、雲林第2工場が完成

 関東化学(本社・東京都中央区日本橋、野澤学社長)傘下の電子用化学品メーカー、関東鑫林科技(KANTO-PPC)は10日、雲林科技工業区の第1工場拡張、第2工場増設の完成式典を行った。投資額は20億台湾元(約69億円)。10日付経済日報が報じた。

 関東鑫林は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)向けに供給している。TSMCは5ナノメートル製造プロセスを採用する南部科学工業園区(南科)のFab18工場が完成し、3ナノプロセス採用の新工場も予定している。華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)なども南科で新工場に着工している。

 雲林第1工場は2012年に稼働し、フル稼働だった。第1工場の敷地面積は4万平方メートル、第2工場は3万平方メートル。これまでの投資額は15億元だった。

 呂志鵬董事長は、今後も台湾投資を継続し、投資総額は50億元を超えると表明した。