ノートパソコン受託生産大手、広達電脳（クアンタ・コンピューター）が10日発表した５月連結売上高は886億7,800万台湾元（約3,060億円）で、前月比13.5％増、前年同月比21.1％増だった。アップルの高価格帯ノートＰＣ「MacBook Pro（マックブックプロ）」新モデル発売や、グーグルの基本ソフト（ＯＳ）搭載のノートＰＣ「クロームブック」の大量出荷で恩恵を受けた。５月ノートＰＣ出荷台数は310万台で、前月比40％増。11日付工商時報が報じた。
仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の５月連結売上高は845億9,900万元で、前月比3.4％増、前年同月比6.6％増だった。５月のノートＰＣ出荷台数は400万台で、前月から10万台増えた。教育市場向けクロームブックの大量出荷が貢献した。アップルのタブレット端末「iPad mini」と「iPad Air」の新モデルの出荷も拡大した。
