ニュース 電子 作成日:2019年6月11日_記事番号:T00083983
中国の工業信息化部(工信部)が6日、第5世代移動通信(5G)サービスの営業免許を中国の国内キャリア4社に交付したことを受けて、台湾では銅張積層板(CCL)メーカーが真っ先に恩恵を受けると予想されている。11日付工商時報が伝えた。
聯茂電子(アイテック)は、ネットワーク関連製品向けの出荷が今後伸び、出荷全体に占める割合が45~50%に達するとの見通しを明らかにした。同社は中国の5Gインフラ整備を有望視しており、既に中国系通信設備メーカーのサプライチェーン入りも果たしている。
台光電子材料(エリート・マテリアル、EMC)は、中国・湖北省黄石市で増産を進め、中国の国内需要に対応する構えだ。また、スマートフォンやコンシューマーエレクトロニクス向け素材は、全面的にハロゲンフリー化する。5Gインフラ建設でもハロゲンフリー素材の需要が高まるとみられ、今後業績への貢献が期待される。
台燿科技(台湾ユニオンテクノロジー、TUC)は、データセンターに採用される400ギガビット毎秒(Gbps)対応スイッチ用「T3+」製品やサーバー向け製品が、第3四半期までに「極低損失」を達成し、顧客による認証段階に入る見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722