ニュース 医薬 作成日:2019年6月11日_記事番号:T00083989
交通大学電機工程学系の呉炳飛教授の研究チームは、顔の映像を人工知能(AI)で解析し、顔の毛細血管の微妙な変化から、わずか6秒間で心拍数や血圧などを測定できる新技術を開発した。11日付自由時報が伝えた。
新たに開発されたのは「影像式生理訊号健康管理系統(映像式生理信号健康管理システム)」と呼ばれる技術で、医療分野だけでなく、金融、交通、在宅介護などの分野へも応用が期待される。
同技術は科技部によるスタートアップ支援を受けて設立された「鉅怡智慧(フェースハート)」が普及を図る予定で、商業的価値は5億台湾元(約17億3,000万円)を見込む。
金融分野では、上海商業儲蓄銀行(上海商銀)の一部支店に同技術が導入された。顔の表情から心理状態が不安定な人を見分け、詐欺などを防止する狙いだ。IC設計大手、聯発科技(メディアテック)からの投資も獲得している。
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